あらすじ
西暦1990年
世界は大きく変わり始めた。
世界各国は戦争を回避するべくヨーロッパ連合を参考に各国独自の連合を結成していた。
北米連合、南米連合、ユーラシア連合、北アフリカ連合、南アフリカ連合等様々な連合が誕生した。
各連合は互いに牽制を続け、軍事的緊張が走りつつも平和を謳歌していた。
しかし、アジア諸国においては少し遅れていた。
第二次世界大戦に日本が参戦しなかったことにより、アジア諸国は戦争の悲惨さを知ることはできなかった。
中国大陸においては共産主義と民主主義が対立し幾度となく内戦を引き起こし、東南アジア諸国においては独立を求めた紛争等が相次いだ。
日本においても軍事政権の優位が崩れ始め民主化の動きが強くなりつつあった。
かろうじて中国は相次ぐ内戦により疲弊したことによって連合を結成し、戦争を回避する動きが出てきていた。
その最中、日本にて戦車に変わる新型機動兵器パワーメイルが開発された。
バワーメイルの性能に各国は目を付け、日本は大きな争乱に巻き込まれていく事となる。
自国を守るために作り上げた兵器が自国を滅ぼすことになることを彼らはまだ知らない。
これはパワーメイルを開発した日本を中心に世界が大乱に巻き込まれていく中で、自分の約束のためだけに戦い続ける一人の青年の物語である。