あらすじ
日本車史上の最高傑作の1つとも評されるクルマ、それが初代レクサスとして知られる「レクサスLS400」だ。1989年に市場投入されるや世界中で絶賛の嵐。高級車市場をけん引してきた独メルセデス・ベンツの競合車を凌駕し、世界の高級車の新たなスタンダードとなった名車である。だが、その開発の真実は30年以上秘密のベールに包まれてきた。極秘裏に開発が進められ、その全貌を知る者が少ない上に、これまで誰も開発の詳細を外部に明かさなかったからである。世界を驚かせる「価値」を創るとはどういうことか。初代レクサスの「真の開発物語」を、車両コンセプトから発表までの全てに携わった「伝説の技術者」である櫻井克夫が語り尽くす。