あらすじ
地球外生命体デミウルゴスは、仮想空間世界オピーネウスを世界各地につくり、そこへ人間を招きいれ、対有機生物知性体用インターフェイス「ベアトリーチェ」をつかって観察させていた。
日本某所の中学を拠点をしているベアトリーチェは、人の顔が見えなくなった少女、明日流水(ぬくいるみ)との出会いによって、観察者としての領分を越える行動を取るようになった。彼女はベアトリーチェの孤独を見抜き、その身を案じたのだ。
彼女は観察のために実験、「被験者の心的外傷を具現化させる」という行いによって精神的に衰弱し死んでしまう。ベアトリーチェは、流水を見殺しにしたことを悔いた。そして、実験への干渉を行うようになる。観察ではなく、心的外傷の治療を行うようになった――