あらすじ
「こんなにプレゼントを頂いてしまって、本当に申し訳ありませんわぁ」
妹であるルシアは、その可愛らしい性格からとても人気があった。もっともその性格は作られたもので、本当の彼女はそれはそれは陰湿な性格にある。その証拠に、自身とは違っておとなしい性格の姉であるサリアをこれでもかというほど虐げていたのだ。
しかしその圧倒的な人気の前に、誰もそんな事実には気づかないのであった。
「お姉様、息するのやめてもらえる?同じ空気を吸っているって考えるだけで吐き気がするのだけれど」
そのような口調を並べることなど日常茶飯事であり、私は半ばあきらめてさえいた。…転機となる、あの日が訪れるまでは…