あらすじ

音無家の末っ子、真陽。 3人兄妹の中で唯一、元気に生まれた彼女には、自閉症という障がい持ちの兄である、旭と悠也がいる。真陽自身も、精神病を患っている。 彼女は、わりと日常で兄に対し「飴と鞭」を使いこなす。母の七瀬がそうであるから、それを見て覚えた。 父、雅司は、自分の子には甘い。特に悠也を甘やかすのは、日常茶飯事だ。それを見る真陽の目は、少しばかり冷ややかだ。 家族は大切だが、甘やかすだけが全てでもないとも思っているからだ。 そんな真陽が、兄たちの障がいに体当たりでぶつかっていく様を描いたものが、この物語の軸となる。 先天性の障がいを持つ兄それぞれへの、きょうだいである妹の関わり方。彼女の心の脆さ。 「年子」である旭と悠也の関係性。 何気なくかけられる声への、喜びや寂しさ等。 フィクションとノンフィクションが混ぜられた、人と人との物語です。

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カクヨム
カクヨム2020/09/26
  • 現在の作品拝啓、音無家は今日も。