あらすじ

アザリアは聖女である。 卓越した力を持った大聖女であり、その能力、誠実な人柄から国中の者たちから慕われていた。 そう──ただ1人を除いては。 アザリアには天敵がいたのだ。 ケルロー公爵、レド・レマウス。 彼はアザリアを偽聖女と罵り、正体を暴いてやると常に鼻息を荒くしていた。 もっとも、誰も彼を信じる者はいない。 アザリアの上げてきた実績は、そんな虚言を許しはしなかったのだ。 アザリア自身も大して彼を気にかけていなかった。 王子との婚礼を間近にしていることもあり、明るい未来に思いを馳せていた。 だが、突然である。 王子に呼ばれたアザリアは、彼によって処刑を言い渡された。 罪状は、偽の聖女として王家を欺き続けたというものだった。 その場には、レド・レマウスの姿もあった。 全ての元凶は彼に違いない。 アザリアはレドを憎み、復讐を誓った。 だが、逃亡を図った末に、衛兵の一撃によって昏倒してしまう。 レドへの復讐も果たせず、自分はこのまま死んでしまうのだろうか? 幸いなことに、アザリアは目覚めることが出来た。 しかし、それは人としてでは無い。 1羽の小柄な野鳥としてだった。 『こ、これはどういうことですか!?』 アザリアは混乱しつつも、復讐を果たし、王子との幸せな未来を取り戻すために動き出す。 そして、知るのだった。 自分は愛してくれていたのは本当は誰であったのかを──

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カクヨム
カクヨム2023/09/13
  • 現在の作品大聖女と嘘つき公爵〜偽物だとして処刑された聖女は、そうして初めて本当に愛してくれていた者を知る〜