あらすじ
魔人ソーハは、趣味の悪い遊びが好きだった。異世界から人間を召喚して、ダンジョンの中で魔物をけしかけ、恐怖に歪む顔を楽しむというものだ。 ある日彼が召喚したのは育田 豆太郎(32)。 わずかな光しか無い空間。静かな場所で響き渡る水音。孤独と恐怖に狂ってもおかしくない異世界ダンジョンで、豆太郎はガッツポーズした。「なんてもやし栽培に理想的な空間なんだっ!」と。 「なんでだーっ!」と絶叫する魔人ソーハ。以来、あの手この手で豆太郎を恐怖させるための日々が始まった。 もやしを育て、もやしを食し、時折ダンジョンを訪れる悩める冒険者と会話する。これは、そんなスローライフを送るもやし大好きなおっさんが、気づけばダンジョンの主と思われていたり、魔人と人の絆を紡いだりする、ハートフルもやしコメディーである。 □■□■□■ この小説は小説家になろうにも掲載しております。