あらすじ

私こと阿波野(あわの)は。世界の創造主である。 私は何万回も世界を創り直した。いずれ来る大質量隕石の衝突を軸に。 そんな私にも伴走者はいる。幼馴染の豊太郎(ほうたろう)である。 私は彼に率直に語っている。私が世界の創造主だと。 彼は物語書きで。私の突飛な予言に付き合ってくれる。 そう。私は泡沫の世界の創造主であると共に、カッサンドラなのだ。 誰にも信じてもらえない未来のヴィジョンを片手に世界を創り変える。 幾つかの運命は曲げられる。例えば、17歳の時に豊太郎は殺される。私はそれを阻止し続けている。 だが。隕石の衝突だけはいかんともし難い。 私は日々を漫然と過ごしている。 宇宙機関や空軍に属した事がある私はそれらの機関に期待はしてないが、気がつくとそこを目指している私がいる。 今回はJAXAに潜り込む。 だが。そこで隕石を発見するプロジェクトに従事しても、私の予言は受け入れられない。 豊太郎は。小説家になっており。 彼は私を取材した小説を書くことにする。 繰り返される世界を創る私を小説にするのだ。 私の予言を変形させ、小説として世に問う。 豊太郎の書いた『泡沫の創造主、もしくはカッサンドラ』は刊行されるが。 SFとして受け入れられ。私の予言は世界に消えていく。 そして。世界が滅ぶ日はやってくる…

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カクヨム
カクヨム2023/09/13
  • 現在の作品『泡沫の創造主、もしくはカッサンドラ』