あらすじ
幼い頃の友達との会話の中で、自分は恐ろしい魔女になってしまうのではないか、と思い込んでしまった第三王女ジャクリーヌ。そんな未来を恐れたジャクリーヌは、魔法から遠ざかろうと口を閉ざし、剣術の訓練に励むようになる。しかし、長引く隣国との戦争のなかで、剣術の才能を開花させていた彼女は『死神』と呼ばれるようになってしまう。
ただ『魔女になりたくない』『生きる標が欲しい』だけだった王女さまが、運命の出会いを果たし、その後、聖女と言われるまでのお話。
※ピンクの髪の毛を書こうと思い、書き始めるとこうなりました。
※時代考証など一切していないフィクションの世界ですので、今回は『貴族』ではなく『華族』としています。ただ、大昔には髪の色がみんなと違うというだけで、『魔女』とされ、是非も無く無残に処刑された方々は存在します。様々な個性を認めようとなってきた今ですが、その根底を考えていけば『今』に至るまでに恐ろしい時間がかかっていることも確かです。相手を拒絶するのに時間はかかりませんが、受け入れるには、相当な時間が必要であることも現実であるように思います。様々な個性が悪用されないことを祈ります。