アルファポリス2021/03/26
あらすじ
聖女は十年しか生きられない。 この悲しい運命を変えるため、ライラは聖女になるときに精霊王と二つの契約をした。 それは期間満了後に始まる約束だったけど―― 一つ……一度、死んだあと。蘇生し、王太子の側室として人生をやり直す。 二つ……王太子が国王となり、国民が苦しむ政治をしないように側で支えること。寿命で死ぬまで。 故郷で待っていると言ってくれた、彼に申し訳ない。 そう思いながら、ライラはこの契約を承諾した。 それから、十年近く時間が経過する。あと、半月でライラの寿命が尽きるという頃、王太子ルシアンが侯爵令嬢ハンナと結婚した。 ハンナの実家は何人も聖女を輩出してきた名家だから、自分も聖女になれるというのだ。 この国には農民出身の身分が低い生まれの聖女は要らないと、王太子も妻の肩を持った。 それなら、もういいかな。 あと数か月で死ぬ運命だったし。 それならと、ライラはハンナに後を任せることにした。 結界を解き、故郷へ戻ろう。 あの日、待っていると言ってくれた彼の元へ戻って結婚しよう。 そう思い、ライラは故郷に戻ることにした。 他の投稿サイトでも掲載しています。
連載情報
ウェブ小説
配信言語
カクヨム2021/03/18
- 現在の作品【短編版】現聖女ですが、王太子妃様が聖女になりたいというので、故郷に戻って結婚しようと思います。2021/03/18


