あらすじ
小野道子は井戸に落ちて死んでしまった。 宮中の資料整理の激務に貴族からの執拗な誘いなどで疲れ果て生前に未練はなかったが、笹井夏見でも地獄行きの閻魔大王からの裁きに身を震わせていた。 「お前を嫁にすることは、生前より決まっていた」 亡くなった叔父小野篁の遺言により、道子は閻魔大王の嫁になってしまった。地獄の嫁は何をすれば良いのか地獄で罪人たちが刑罰を受けているのを眺めながらも頭を潰されて、体中に針を刺しまくる地獄の光景にめまいがしそうになった。 黒縄地獄で、生前権威を傘に婚姻を迫ろうとした貴族と再会し、地獄に仏と道子にすがりだす。する道子に溜まっていた怒りが爆発。道子に秘められた拷問の才能が開花してしまった。 「拷問の腕を褒められてもぜんぜん嬉しくない!」