あらすじ

とある鬱蒼とした森の奥の奥。 そこには、大きくて不気味な色の蜘蛛が糸を張って巣くっていた。その蜘蛛は毎日、糸にくっついた虫や小鳥などを食べて生活していた。 そんなある日のこと。蜘蛛が巣のまん中でうとうととしていると、糸になにか引っ掛かったのか、大きな蜘蛛の糸がぐらぐらと揺れた。 「おっ、餌がかかったか?丁度腹が減ってたからよかったわい」 そう言いながら蜘蛛は、何かがじたばたと暴れている巣の端に向かった。そこには… 「おお、これは…」 蜘蛛は糸に絡まった餌を見て、息を飲んだ。 大きくてくりっとした、艶やかな漆黒色の瞳。見た目は純白一色なのに、ぱたぱたとはためかせる度にうっすら七色に煌めく、美しい羽。見たことないほどの美しい蝶が、蜘蛛の巣に絡まっていたのだ。 蜘蛛はその餌に…美しい蝶に一目惚れしてしまい────?

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小説を読もう2023/09/10
  • 現在の作品餌に恋した蜘蛛の話