あらすじ

不知火白夜は吸血鬼である。彼は太正時代の帝都にて、華族・里見伯爵家の用心棒を務めていた。しかしそんなある日、里見伯爵から呼び出された彼は、里見家に代々伝わっていた妖刀・村雨丸をさずけられる。伯爵は、自分はもう長くないからその刀でひとり娘・お冬を守ってほしいと告げる。それとほぼ時を同じくしてお冬の悲鳴が聞こえ、書斎に向かった白夜は、驚くべき光景を目にする。軍服姿の謎の男がお冬を襲撃し、その右脚を切断したのだ。男の周囲には8つの宝珠が漂っていた。白夜は村雨丸の力を使い、宝珠のひとつを撃ち落とすものの、男を取り逃がしてしまう。宝珠の内側には「孝」の字が刻まれていた。 白夜はお冬の命を助けるため、彼女の血を吸い吸血鬼にする。そして里見家の屋敷を後にした。 同じ頃、探偵・明智小五郎は帝都を騒がせる吸血鬼「紫女」の犯行に偽造された強盗殺人事件を追っていた。お冬のために死体安置所から新鮮な血を盗み出していた白夜はそこで、偶然にも明智小五郎と出会う。吸血鬼と探偵は、里見家の宝珠の謎を探るため、共に帝都を揺るがす陰謀に挑む……。

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カクヨム
カクヨム2023/09/10
  • 現在の作品帝國ノ吸血鬼