あらすじ

「私は愛されていなかったのですね」

「何を言うか。私が心の底から愛してやっているではないか。そんなことも理解できないのか?」

 乱暴な口調を抑える様子のない旦那様。こんな態度で接せられて、誰が愛されていると考える者だろうか。

「いい加減、自分中心の考え方はやめろ。イライラして仕方がない。…それともあれか?自分が相手にされないから嫉妬しているのか?お前今年で何歳になるんだ…そんな子供のようなことはもうやめてくれ」

 禁句ともいえる言葉を惜しげもなく並べ立て、私の感情などなんのそのと言った様子。…もとより政略的な婚約関係、期待なんてしてはいなかったけれど、ここまでひどいものだとは思っていなかった。

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アルファポリス
アルファポリス2023/09/10
  • 現在の作品婚約者である彼女が自ら家出してようやく、彼女の本当の価値に気づいた旦那様。