あらすじ

貴族家を継ぐ立場にあるグリスは、同じく貴族家令嬢にあたるミレナとの婚約を固めていた。しかしそれが面白くないと思う人物が二人、存在していた…

「グリス様と私は、他でもない真実の愛に目覚めたの。あなたもここは潔く諦めて、彼を私に差し出すのが常識なんじゃないの?」

 自身満々といった表情でそう言葉を発するのは、グリスの幼馴染に当たるエレステラ。…彼女曰く、真実の愛というのは限られた者にしかたどり着けない境地であり、愛する者同士を結ぶための神の導きである、という…

「…幼馴染なんて関係ないでしょ。私はお兄様とずっと今まで一緒にいたのよ?これからだってずっといっしょにいるのは当たり前。そんな簡単なことも理解できないあんたの方こそ常識が無いんじゃない?」

 反射的にそう言葉を返す人物は、グリスと血のつながりのない妹であるリナ。互いに連れ子であった二人が兄妹として出会い、今の関係に至る。リナ曰く、兄であるグリスにふさわしい人物など自らを置いて他にはいないと公言していて、彼もまたそんな彼女を止めることもなく、ますます依存度は増していくばかりであった。

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アルファポリス
アルファポリス2023/09/08
  • 現在の作品妹を愛したいのならどうぞ、旦那様?