あらすじ
「君の話を聞かせてほしい。僕は異世界からやってきたジャーナリストなんだ」
1972年。数年前まで日本全国で吹き荒れていた激しい学生運動は次第に下火になりつつあった。W大学で学生運動の中心的存在であった田宮は、片腕で友人である西野とともに関東圏の私立大学全般の運動をも取り仕切るようになっていた。ある日、田宮と西野の前に、記憶を喪失したという男が現れる。未来から来たという彼が語る日本の様子は、田宮には信じがたいことだった。
――あの時、あの出来事が別の帰結を迎えていたなら、現在の日本はどのようなかたちになっていたのか。歴史のIFを描く“現代ファンタジー”。
*先日、カクヨムで行われていた企画に乗っかって書いた作品です。作中、実在の人物と同姓同名の人物が登場しますが、ご本人とは全く関係ありません。戯曲の形式で作られた作品ですので、可能であれば縦組み表示での閲覧を推奨します。