あらすじ
廃れた教会の見習い聖女であるソレイユは、ある日突然嫁入りを告げられる。 嫁ぎ先は街を裏から仕切る極悪ギャング――“夜の悪霊”の頭。 普通なら泣き叫ぶところだったが、ソレイユは純粋な上に色々と丈夫な娘だった。 元より彼女はギャング団を、“裏から街を守る実は良い人たち”と激しく勘違いしている。 結果、嫁いだその日から人助け!……をギャングにさせるのであった。 泣く子も黙る顔を利用して園児を寝かしつける……。 高利貸しをやめさせ、銀行より低金利にさせる……。 彼女の勢いに飲まれ、極悪ギャングは“良いギャング”の道を進まされてしまう――。 一方その頃、悪化した治安を改善させるため、王都から新しい騎士団長が就任した。 “夜の悪霊”は極悪だと聞いていたが、様子がおかしい。 騎士団長はギャング団の不審な変化に目を光らせるのであった。