あらすじ
都内の高校に通う少年・高津健壱は、休みがちな友人を気遣いながら平穏な日々を送っていた。
ところが、山手線で大事故の遭った日、同じ電車に乗り合わせていた同級生が翌朝に変死体で発見されたことをきっかけに、奇々怪々な連続殺人事件の渦中に巻き込まれてしまう!
警視庁も匙を投げるこの難事件に、私立探偵・山藤悠一とその右腕・猫目大作が出馬し、健壱は二人とともに事件の謎を追うが……!?
待ち構えている悲しき真実、そして、不穏な世相の中を抗いながら生きる人々の人間模様を描く、社会派推理小説ここに登場!
(初出……平成三十一年 推理同人・睦月社 睦月社推理新書 刊行)