あらすじ
昭和29年、信仰者・安達辰馬を開祖として【零日の庭】という宗教集団が現れる。 【零日の庭】開祖の安達辰馬は、元はプロテスタント教会に所属する牧師であった。彼は天啓により神の声を聞き、【ずつーる】を幻視したことにより宗教団体を立ち上げた。天啓の日、【声】は言った。 「あの、なんだろう、嘘つくのやめてもらっていいですか?」 信仰集団【零日の庭】は三浦半島丘陵部にて同名のコミュニティを作り、自給自足の生活を営んでいる。 ある日、コミュニティの第一世代である夫婦、呉(くれ)宏典と陽子の間に子どもが出来た。神がかりになった陽子の産んだ子どもはアナスタシアと名付けられる。 アナスタシアの誕生は、コミュニティの未来を大きく変え、やがて【セカンド・チャネル】を生み出すことになる。 これは昭和を駆けるひろゆきSFである。