あらすじ
「まさかこんなことになるとは…はぁ、一体どう接すればいいものか…」
顔を伏せそう言葉を発するのは、私の義妹のミーナの婚約者にあたるシュルツさん。
「またミーナですか…それとも彼女の母親のエルミナの方ですか?」
エルミナはミーナの本当の母親、私にとっては義母にあたる。お父様の再婚相手であるエルミナは、事あるごとにミーナをひいきにしては周囲の人間に攻撃的になっていた。それは私のみならず、このシュルツさんに対しても。
「いや、今回はお母様の方は関係ないのだけど…相変わらずミーナが自分勝手で困っているんだ…」
このシュルツさんには、半ば二人に騙される形でミーナとの婚約を結ぶことになってしまったという過去がある。そのいきさつを知る私は、今回こそ二人を懲らしめる後期ではないかと切り出すことにした。