あらすじ
「ごめんなさいねお姉様、私はそんなつもりは全くなかったのですけれど、お相手のレイバン様がどうしてもお姉様よりも私と結ばれたいとおっしゃられるものですから…わたしも何度も説得を試みたのですが、彼の決心は固く説得はかないませんでした。けれども、仕方がありませんよね?」
嬉しそうにそう言葉を発するのは、私の妹であるソフィナ。ずっと昔から私の物をなんでも横取りすることに快感を覚えていた彼女は、今日ついに私の婚約者を奪う事に成功したようだ。けれどもそれは私の計算のうち。私だって、ただただ黙って彼女に自分の物を差し出すことには飽きてしまっていたのだから。