あらすじ
エーレンフリート王国の公爵令嬢ペピータ・ナシメントは博物学をこよなく愛していた。 王太子との婚約を受けたのも、国家の力を使って博物学を世に啓蒙するための大学を創りたいがためだった。 だがある日、父親のガエウ・ナシメント公爵は突然嫁ぎ先を変えることを決定した。 新たなる婚約者は北の国境の先に広がる草原に住む騎竜民族の王。 ペピータは騎竜民族と王国との不可侵条約締結のための人質花嫁に選ばれてしまったのである。 そして草原の騎竜民族の王のもとに送られたペピータだったが、王であるアーキスはペピータを愛することもなく適当に放置した。 暇になったペピータは持ち前の博物学の知識を用いて地図もない草原地帯の調査を開始する。 そして人質花嫁とはいえ、お世話になっている騎竜民族のため、水源の乏しい草原に『オアシス』を造ることを決めたのだった。