あらすじ

「ダメ人間の、ダメ人間による、ダメ人間のための祭典。それこそが、ダメ人間コンテスト」。 ――はじまりは唐突に。アオナギと名乗る、うさん臭い男との偶然の邂逅が、 「……ありのまま、自分のダメの全部を武器にして戦う。それが『ダメ人間コンテスト』」 ――ごくごく普通の失恋直後の茫然自失状態であった大学生、室戸の人生を耳障りな軋み音と共に無理やりに変えていく。 「『詩のボクシング』ってあるよな? タイマンで詩を朗読しあって勝敗をつけるっつー……あれに気持ち似てなくもない。イメージできるか?」 ――優勝賞金4320万円。 「己のダメエピソード……『DEP』を電流に変換し、相手のケツにキツい一撃を食らわせ合う。ダメマイスター同士の究極のグラップル。それがダメ人間コンテストよぉ」 「ちょっと待ってください。殴り合いより物騒ですよね? 電気を流されるって割と尋常じゃあない」 ――様々なダメ人間たちとの壮絶なる戦い、そして運命の出逢い。 「自分のこと、『自分』って言うのやめなさいよっ、自分に自信が無いからっ、『自分』なんて言葉で逃げんのよっ」 ――徐々に荒唐無稽に、さらに強力になっていく対局相手たちと、硬軟織り交ぜつつ、知力・体力・時の運をも加味した死闘の中、 「『……それでもって○○が××で××しちゃった!! ××!! ×××!!』」 「……逃げんのかよ、逃げんじゃねえよ、男らしくねえぞっ」 「……でもその後に残ったのは、毒も澱も出し尽くした、ニュートラルな自分だった」 「……あなたのしがらみを全てぶち壊す。元老を……元老の元凶を引きずり出して決着をつけます」 ――室戸は、少しずつ、無理やりにも自分自身と向き合っていく。全てを出し、晒し尽くした果てに、見えたものとは。 「ダメを愛する心がなけりゃあ……ダメ人間じゃねえのさ」 ――すべての、愛すべきダメ人間たちに贈る、魂の浄化の祭典。 <ダメ×人×間×コン×テス×ト>

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カクヨム
カクヨム2019/02/19
  • 現在の作品【真説】ダメ×人×間×コン×テス×ト×01