あらすじ
【9月3日、ローファン日間84位!】
魔素と呼ばれる常人には毒、探索者と呼ばれる適合者には恩恵をもたらすエネルギーが満ちるダンジョンがあたりまえにある時代。
訳あって小卒で独りダンジョンで暮らし始めて早3年の少年、万(よろず)ユーリは、その日ホクホクだった。いつもは無味乾燥な霞のような魔素を食べてしのいでいたが、その日、久しぶりにリポップしたミノタウロスから貴重な肉をゲットしたからだ。だが、その帰り道、ユーリの運命は動きだす。偶然にも、実は日本でも指折りの実力者の一人、配信中の美少女探索者の花房(はなぶさ)フタバの危機を救い、ぜひお礼がしたいというフタバに連れられて、予期せず3年ぶりに地上へ出ることになったからだ。
そして、ユーリは知る。3年もの間、探索者でも到底耐えきれない大量の魔素をとりこんだ自分がダンジョンに入った直後に成長が止まった子どもの姿のまま、人類を超越した〈魔人〉に進化していたこと。そんな見ため子どものユーリがダンジョンボスをあっさりとぶちのめしてフタバを助けた動画が配信され、鬼バズっていたことを。
そして、知らない。そんな自分を日本最強を自負する探索者集団が放っておくはずがないこと。フタバとその姉の美人姉妹に溺愛され、同せ、同居して学校に通ってヒーローになること。自身が人類最強探索者として配信で超絶人気になることを。
そして、ユーリは謳歌する。失われたはずの青春を。地上とダンジョンで人類を超越した力で無双して。大切な人たちを守るために、あらゆる困難と災厄をねじ伏せて。