あらすじ
最終的に主人公が世界を敵に回すはなし 「弱きを挫き強きを貶め、幸福に呪いを、不幸に嘲笑を。死んで死んで死んで。どいつもこいつも虫の糞になり果てろ!」(by主人公) (あらすじ) 2023年。日本。怪異という脅威から人々を守るため、祓魔師は日々戦っている。 それら祓魔師を養成する祓魔高等技術学校。主人公:亜風真理(アカザマリ)は、かつて大量の怪異を生み出した罪により軟禁状態で生活していた。 自由のない真理だが、三度の飯よりも絶望顔、と評されるほどに性格が悪い彼女。その境遇に同情する者はない。しかし、真理の面倒を見る教師・寺島寛治だけは心を裂いていた。そのような寺島に対し、真理も少なからず思うところがあった。 だが、ある事件により、寺島は行方不明となってしまう。 寺島を失った真理は、けれどくじけることを知らず、必ずやその行方を掴んでみせると立ち上がった。 しかし、人々の知らぬ間に、事件の裏ではある計画が動き出していた。それは、三千年前より日本に巣食っていた黒幕を倒すという壮大な計画。 真理は、その計画のために寺島寛治は消え、そして自身の存在そのものが利用されていたのだと知る。 外道と評される真理が巨大な思惑、計画の前に黙っているわけがない。利用されるのならば、こちらも利用しつくしてやる、と真理は道理を踏み外した。 そして真理は、寺島寛治に再び会うため、黒幕すら出し抜き全ての目論見をひっくり返す。 真理の目的はただ一つ。教師・寺島寛治に再び相まみえること。 そのためならば、たとえ自の身を裂いても、世界を敵に回してもかまわない。 ただただ己の欲望へと転がり落ちる真理を止めることができるのは、真理が思慕する寺島か、あるいは……。