あらすじ
流されてしまえ。 選ぶから辛くなる。抗うから苦しくなる。 だから、流されてしまえ。 『流々辛苦』をモットーにして生きる靏木 文花《つるき ふみか》はこの春、大学生になった。 さらに、高校時代に片思いしていた岡島 皓幸《おかじま しらゆき》も同じ学科へ進学しており、皓幸に流されるまま演劇部に入部する。 そして文花は、演劇部の同期として安喰 綯子《あじき とうこ》に出会う。 綯子には留年と浪人の期間が一年ずつあり、つまり二歳年上の同期だった。 天真爛漫な皓幸のことが好きな文花、 流されやすい文花に依存し始める綯子、 恋には無頓着だが綯子に憧れている皓幸。 それぞれがそれぞれの思いを抱えた、(歪で)楽しいキャンパスライフが始まる――。