あらすじ

16歳で成人した侯爵令嬢のエルネスティーネには23歳の若き公爵家当主のジークヴァルトと言う婚約者がいる。
7歳の年の差、成人すれば別に問題のないだろうがしかし幼い頃よりの婚約者としては幼いエルネスティーネよりも年齢も近く彼女よりも女性らしい女友達が常にジークヴァルトの傍にいた。

女友達……聞こえはそんなに悪いくない。
だが偶然エルネスティーネは知ってしまった。
彼らが友人ではなく恋人同士である事を……。

そして政略婚でしかないエルネスティーネを疎ましく思っていると、ジークヴァルトは恋人へ告げていた。
エルネスティーネとジークヴァルトの婚姻は王命。
覆す事は出来ないもの。
溝が深まる中粛々と結婚式は近づき、結婚二日前ジークヴァルトに呼び出されたエルネスティーネは彼の私室……寝室より聞こえてくるのは悍ましい獣にも似た二人の声。

そこは紛れもなく夫婦となる二人の為の寝室なのにっ、そして少し開け放たれた扉から垣間見える寝台で絡み合う二人の姿と勝ち誇った彼女の笑み。

エルネスティーネにはもう限界だった。
そう彼女の選んだ道は翌日愛するジークヴァルトへ晴れやかな笑顔で挨拶すると共にバルコニーより身を投げたのである。

死んだ筈――――のエルネスティーネが目覚めれば、そこは彼女の私室の寝台の上。
然も手や身体は幼く、婚約を交わす直前の9歳のもの。

あれは夢――――それとも現実?

何にしても今度こそ幸せになる為に何としてもエルネスティーネはジークヴァルトとの婚約をなかった事にしたいと画策する心算が〰〰〰〰⁉

エルネスティーネは幸せを再出発をした。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
アルファポリス
アルファポリス2020/10/24
  • 現在の作品さようなら、そしてどうぞお幸せに ~やり直し令嬢は舞台より静かに下りる予定なのですが?