あらすじ

「お、思い出すのが、一日遅い」 授業初日の教室でけつまずいて転んで、運悪く机の角に頭を打ち付け気を失って、運んでもらったらしい学園の救護室で意識を取り戻した、最初の感想。 昨日の私は、あろうことか入学式を遅刻ギリギリで学園に辿り着き、さらにあろうことか転んで金髪金目のこの国の王子に突っ込み、にも拘らず会場まで案内してもらっていた。 それがきっかけで、王子の婚約者の銀髪銀目の公爵令嬢に睨まれ、赤髪赤目の騎士団長子息に「面白れぇ女」呼ばわりされ、青髪青目の宰相侯爵令息に入試の成績が理由でライバル視されて、緑髪緑目の魔術師団長子息に魔力量で興味を持たれている。 そして、今、紫髪紫目の救護室担当教師と相対している。 ……詰んでる。 「先ず、髪をピンクから茶色に変えよう。そしてマナーをちゃんと身につけなきゃ」

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小説を読もう2023/06/06
  • 現在の作品思い出すのが遅い?いや、まだ間に合う!