あらすじ

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 戦国の雄・伊達政宗に代表される奥羽二州の覇者たちが,秀吉の朝鮮出兵を機にその全国支配の一環としてとり込まれていく姿――みちのく奥羽の中世という時代を通観するなかで,蝦夷の位置づけを重視し,日本史上の「中世奥羽」の世界を再現する. 目次 中世の黎明……大石直正  一 安倍氏以前 奥羽の平安時代史をどうみるか/奥六郡の成立/九・十世紀の蝦夷叛乱/蝦夷と交易と叛乱と  二 前九年・後三年合戦の意義 六箇郡の司、東夷の酋長/前九年合戦の参加者/「つわもの」たちの対立抗争  三 中世的郡・庄・保の成立 中世的「郡」の成立/開発と保の形成/国衙とその周辺/摂関家領庄園と平泉藤原氏  四 平泉政権をめぐって 平泉と国衙/陸奥・出羽押領使の系譜・ 俘囚の上頭、東夷の遠酋/布と馬と金の庄園 鎌倉幕府と奥羽両国……入間田宣夫  一 文治五年奥州合戦と中世国家 日本六六ヵ国総動員令/西海と東奥/東夷成敗権/史料としての吾妻鏡  二 奥羽両国の支配機構 郡(庄・保)地頭職/陸奥国留守職/葛西氏と平泉/出羽国のばあい/蝦夷管領  三 先例の論理と開発の論理 秀衡泰衡の先例/地頭の開発/在地の抵抗  四 北条氏所領の展開 地頭支配の危機/北条氏所領の内部構造/蝦夷の坂乱 南北朝内乱の中で……遠藤 巌  一 内乱と奥羽 太平記は語る/元弘没収地の宿命  二 奥羽の建武新政 鎮守府将軍と秋田城介/陸奥国府の構造/国府から郡へ  三 両朝奥羽支配策の激突 奥羽一体/奥州総大将/郡検断奉行職  四 奥州管領と国人 管領府の構造/分郡の形成/国人と蝦夷観 国人の連合と角逐の時代……伊藤喜良  一 国人一揆の雄飛 五郡談合/公方と国人/一揆的状況と領主間協約/(以下略)  二 奥羽をめぐる二つの権力 鎌倉府の奥州支配/(以下略)  三 「天下り」公方の栄華と落日 禅秀の乱と奥羽公/鎌倉府と稲村・篠川公方/京都扶持衆の動向/(以下略)  四 奥羽の室町的秩序 奥州探題と羽州探題/奥州探題と官途推挙/(以下略) 大名権力の形成……小林清治  一 奥羽戦国期の展開 伊達氏天文の乱/同族並立―北奥羽―/(以下略)  二 地頭と在家 舟迫の日記/洲島館と森山館/(以下略)  三 大名権力の構造 買地安堵制/留守分限帳と伊達段銭古帳/(以下略) 中世奥羽の終末……藤木久志  一 天下の儀・私の儀 日本の治/侍道・国中の儀/(以下略)  二 奥羽仕置 会津進駐/仕置の原則/検地/大名知行高の確定/(以下略)  三 日本のつき合 奥羽から日の本まで/東北国衆ことごとく/(以下略) あとがき 附 録(略)

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Booklive2021/06/11
  • 現在の作品中世奥羽の世界