あらすじ
君の病室に君は居なかった
君は扉の向こう側にいて
もう一度顔を見た時には
君はわたしを見てくれなかった
目を背けられたわけじゃない
その目が開かなかっただけ
眠りから覚めるかどうかは
本人次第なんだって
それが明日か明後日か
一ヶ月後か一年後なのか
時が過ぎてくほど
身体のほうが耐えられなくなるから
その時はそういうことなんだって
君のお母さんは淡々と
それを聞いてるわたし自身も
気持ちは揺れることもないまま淡々と
信じられないのではなく
信じたくないのかもしれないし
信じてないのかもしれない
出来ることは今までと同じ
出来ることはただ祈るだけ
届くかどうか分からないことを
願うことには慣れているから
忘れないで
生きていくなら
嬉しくて
笑顔ばかりで
終わりたいんだよ
それも君がいなきゃ