あらすじ

大災厄の日から五百年。 一度終わった世界は文字という文明を失い、文字は不思議な力を持つ解読不可の紋様──魔法〈スペル〉として人々に認識されていた。 〈スペル〉を扱う孤独な魔法使い〈スペルトリガー〉の少年ヴィタは、ある日、花の名を持つ貴族の少女メリアリーヌと出会う。 その少女こそ、世界を滅ぼす〝大特異点〟であるとは、知らないままで── ありのままの世界を愛する、穢れなくも純粋な──けれど世界の毒であるメリアリーヌ。魔法使いとしての真の責務と、触れてしまったぬくもりとの間で揺れるヴィタ。 世界の未来か、少女の幸せか。 選択の時、ヴィタが、メリアリーヌが、手を伸ばした答えとは── これは超常も異能も出てこない、優しい〈魔法〉を綴る物語。

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カクヨム
カクヨム2023/10/06
  • 現在の作品終末世界のスペルトリガー