あらすじ
無事に高校受験をクリアし、御褒美に買った乙女ゲームを抱えながら家路についた風間響子(かざまきょうこ)は、青信号を無視して走って来たスポーツカーに引かれてしまう。だが、事故に遭う瞬間、響子の腕を引き、胸に抱き込んだ青年がいた。 かろうじて目を開ければ、そこには兄の友人で、響子の憧れの人だった雲野壮介(くものそうすけ)の姿が。 響子を守ろうとして、自分も事故に遭ってしまった壮介は、最期に何かを伝えようと口を開くが—— 目を覚ますと、眼前に広がるのは見たこともない異世界。 気付けば、響子はリアという7歳の少女になっていた。 生まれ変わったということを悟ったリア。 生まれながらにして、聖女の素養があると見込まれていたこともあり、リアはいずれ聖女として召喚されることを自覚して、生活していた。 幼馴染のゲルトは、いつもリアの良き友だった。 そして、13歳のとき、ついに神殿に召喚され、リアはヴェルタの聖女となった。 予め鍛錬を重ねていたゲルトも、聖女を守る聖騎士に任命される。 退屈ながら、穏やかな神殿生活を送っていたリアとゲルト。 だが、17歳になって間もなく、見知らぬ男女——領主の息子クラウス・フォン・アーレントと、貴族令嬢アンナ・バーレが現れる。 2人の計略により聖女の役目を追われたリアは、ゲルトと共に村に帰ろうとするが—— 「お前は、俺の女になるんだ」と言い放つクラウス。 そうして、リアとゲルトは、クラウスの住む屋敷へと強制的に連れ去られることとなる。 「リアは絶対に俺のものだ」 聖女の身分を追われた少女の、嵐のような恋が始まる。 ※「小説家になろう」にも投稿しています。