あらすじ
呪いを受けた大地、それは核の冬により壊滅した地球。そこへ月から来た使者が降り立った。彼女は羽衣のような翅に包まれた娘だった。しかし、その寒冷な大地には、大地の呪いのゆえに若いまま死んでいく人間たちの世界が広がっていた。
彼女は大地から空へ追われ祝福をうしなった人類の末裔。人類が再び未来を取り戻すカギを探しに地に降り立った。彼女の美しさに触れた男達は、それぞれの想いを持ちつつ悩みつつ彼女に接して行く。そこに、地上の国々の興亡が絡み、彼女の運命も翻弄されて行く。
彼女の求める答えはあった。そして、地上には彼女の教えを受け継ぐ者たちも育っていた。しかし、追われゆく彼女たちは追い詰められていく。
少年を逃がすために残った娘は何時しか永い眠りにつく。そして彼女を目覚めさせたのは、彼女を慕いつつ青年皇帝に育った彼だった。