あらすじ

現代音楽でライトノベル(ラノベ)書きたくて連載始めました。 第二部、連載中。以下のあらすじは第一部の内容です。 ===== 「僕は、彼女が奏でた最初の1秒で恋にオトされた──」 高校2年で吹奏楽部のエースとなった吹雪は、きっと音大にも進学できると自分のサクソフォンに自信を持っていた。 夏休み、たまたま思い立ち地元にある睦ヶ峰芸術大学のオープンキャンパスを訪問する。 そこで目にしたのは作曲科2年・菜穂子の鬼気迫るパフォーマンスと、聴衆の目前でグランドピアノを破壊していく衝撃的な光景。 菜穂子が教授たちに取り押さえられる中、吹雪はしばらく彼女の音楽に囚われたまま席を立てないでいた。 もっと彼女を知りたい。もっと彼女の音楽に触れてみたい。 そしていつかは、自分のサクソフォンで彼女の作品を演奏してみたい──! そんな吹雪の秘めた願いは、すぐに思いがけなかった形で叶えられる。 菜穂子と再び巡り会ったことで、次第に『現代音楽』というジャンルの魅力にも惹き込まれていく。 吹雪は翌年冬のソロコンクールで、菜穂子に新曲を書いてもらう約束を交わした。 睦ヶ峰芸大への進学を目指し、吹雪はプロの演奏家のもとでレッスンを受けるようになる。 音楽漬けの毎日が楽しい一方で、部活動との関係には少しずつ亀裂が生じ始めていて……。 対する菜穂子は、楽譜ばかり書いてきた生涯で次第に新しい音を書けなくなってきていると気付き、周囲の人間にも心を閉ざしつつあった。 そんな苦悩を吹雪もとある演奏会で偶然知ってしまい、自分のために挑むはずのコンクールが、菜穂子にとっても大事な意味を持つステージだと気付かされる。 菜穂子はなぜいつも新しい音を求めているのか。なぜ音楽の虜なのか。 ──なぜ、自分だけの世界に囚われ続けているのか。 そして迎えた二度目のソロコンクール。 菜穂子を絶望から救い出す最初で最後のチャンスかもしれないと、吹雪はステージで懸命にサクソフォンを吹き鳴らす。 純粋で新しい吹雪のパフォーマンスを目にし、菜穂子は久しぶりにインスピレーションの雨を頭の中で降らせたのだった。

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カクヨム
カクヨム2023/03/04
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