あらすじ
【ネタばれ注意】 ※カドカワ読書タイム短編児童小説コンテスト(溺愛部門)応募作品用短編でした。別枠で、本編執筆を開始予定。 スマホでも読みやすくする為、なるべく行間をあけて書いています。 *主な登場人物* *春田莉生(はるた りお)15歳。 この物語のヒロイン。 勉強もスポーツも、ものすごく得意なわけではないが、幼い頃から習い続けているクラシックバレエのおかげで、音感、スタイル共に抜群。男兄弟に挟まれている為、サバサバした性格で恋愛には疎い。 *三浦真咲(みうら まさき)15歳。 大阪で生まれ育つも、父親の転勤に合わせ小2の頃に東京に移住。その時知り合った、篠原由樹とは幼なじみである。見た目はヤンキーっぽいチャラさはあるものの、中身は困った人を見ると放っておけないタイプ。 関西系のノリはそのままに、明るく素直な性格である。 *宮本佑真(みやもと ゆうま)15歳。 莉生の初恋の相手。物心ついた頃、父親の転勤に合わせ、京都の学校へと転校してしまう。穏やかで優しい性格。ある日、交通事故に遭い、記憶喪失になってしまう。佑真もまた、莉生に想いを寄せていた。 *篠原由樹(しのはら ゆき)15歳。 真咲の幼なじみ。真咲に片想いを続け、告白を機に真咲との付き合いが始まる。ほんわかとした雰囲気が女子らしい。好きな人に一途で、守ってやりたくなるようなタイプ。 *橋本愛美(はしもと まなみ)15歳。 莉生の親しい友人。莉生とは、中学からの付き合い。容姿端麗ながら、気取らず腹にためないタイプ。何事も前向きで、イケメン好き。 その他、本編では愛美の好きな先輩や、それぞれの家族やクラスメート。先生たちなど。 【主なあらすじ】 舞台は東京のとある高校。無事、高校デビューした春田莉生は、登校第一日目の朝。小学6年の頃、京都の学校へ転校してしまって以来、音信不通だった宮本佑真を見かけ、声をかける。が、当の佑真はそんな莉生のことを覚えていなかった。 その日、莉生はひょんなことから、三浦真咲に助けられることになる。なんとなく、この出会いを無駄にしたくないと思った莉生は、真咲に友達になって貰えないかと、尋ねる。ここから二人の「友達」としての付き合いが始まった。 その後、莉生は佑真から呼び出され、事故による記憶喪失だったことを告げられる。そこで、佑真も莉生のことを想っていたことが判明。佑真から「もう一度、友達から始めて欲しい」と、告白される。 嬉しく思った莉生だった。が、真咲への想いが邪魔をしていることに気付く。 一度は佑真の想いを受け入れる。が、どうしても割り切れないまま。 一方、佑真も莉生の気持ちが自分に無いことを認識しながらも、諦めがつかず。真咲もまた、由樹という彼女がいながら莉生に惹かれはじめる。 愛しさと切なさのなかで、4人は相手への想いを胸の奥に閉じ込めようする。 しばらく複雑な関係が続くも、最後はそれぞれが葛藤を繰り返しながら、本当の想いを伝え合う。 ───プロットや、伝えたいことについて。 個人的に、切ない恋=モノクローム(色の無い思い出)だと、思って来たところがあり、誰もが一度は経験することなのではないだろうか。と、思うのです。 小中学の頃と違い、授業内容や部活動はもちろんのこと、恋愛事情も大きく変わって来る頃。恋とは、時に切ないことばかりに思えてしまうけれど、誰かを好きになることで、普段、出来なかったことまで出来てしまう、ある種の「魔法」なのではないかと思うのです。 失恋は後悔したり、泣いたり、落ち込んだりと辛いことばかりに思えるけれど、一人じゃないことを再確認出来るチャンスでもあったりするわけです。 この短編には、描かれていない莉生と佑真の葛藤シーン。真咲と由樹の葛藤シーンや、愛美が憧れている先輩に告白するシーン。 そのほか、今回は体育祭にしぼりましたが、各シーズンごとのイベントなど。書きたいことは山ほどあります。 カレカノになってからの倦怠期や、その後の彼らまで描いていきます。 一人でも多くの方に、私なりのキュンを感じて貰えたらいいな。 そんな想いで綴りました。 つたない構成と文章ではありますが、宜しければ、お付き合いください。