あらすじ

「妖精姫」――オフィリアは社交界でそのような二つ名をつけられている。始めは美しい容姿から賞賛の意味を込めての名だった。しかしいつまで経っても大人の証が訪れないことから次第に侮蔑の意味を込めて「はぐれ妖精姫」と呼ばれるようになっていた。 大人の女性としての魅力や資格を持たないオフィリアにまともな縁談などくるはずもなく、結婚を望めない。今後は社交の場に出ることもやめようと決断した夜、彼女の前に大きな翼と爬虫類のような尾を持った人外の男性が現れた。 彼曰く、自分は竜でありオフィリアはその魂の番である。唐突にそんなことを言い出した彼は真剣な目でオフィリアに頼み事をしてきた。 「俺を貴女の友にしてほしい」 結婚を前提としたお付き合いをするにもまずは友人から親しくなっていくべきである。と心底真面目に主張する竜の提案についおかしな気分になりながら、オフィリアはそれを受け入れることにした。 とにもかくにもまずは、お友達から。 これは堅物の竜とはぐれ者の妖精姫が友人関係から始める物語。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2022/04/04
  • 現在の作品はぐれ妖精姫は番の竜とお友達から始めることになりました