あらすじ
あわや全財産奪われるところで詐欺師が捕まり、幸運にも被害を免れて時の人となった老資産家・胴元千代。 だが、捕まった詐欺師・鴫崎真は警察の取り調べ中に不慮の事故死を遂げていた……。 マイナー週刊誌「週刊武秋」の編集者である〝俺〟は、話題の老資産家よりも詐欺師の方に興味を持ち、さっそく取材を始めるのだったが……周辺の情報を集める内に思いもよらない真実を知ることとなる。 以前、明治時代に東京日日新聞が出していた「絵新聞」(新聞と言うより、瓦版のようなゴシップネタの一枚もの)の企画展を見た際、そんな「どいつもこいつも…」な呆れ果てる記事があり、そこから着想を得て書いてた現代劇です。