あらすじ
氷のオデッセイ―――獅子を名乗る男が抱えるもの、背負うもの、成し遂げてきたもの、そして明らかになる氷神の秘密。 しかし長き過去も試合という現の前には一期の夢に過ぎず。 楽聖とすら渡り合う情念の爆風が、東京の銀盤に吹き荒れる! それを目の当たりにした、二つの神に仕える男・小春川環が絶望の果てに見出した答えとは? インターミッションⅢ~アメリカ海辺の小都市にアメフト名選手の息子として生まれた少年が、フィギュアスケートを始め、後に氷神と呼ばれることになる神童との出会いを経て、世界チャンピオンになるまでの苦難と遍歴の物語。 第五章(2)~舞台は再び世界選手権へ。王者の演技を見て、哲と環、二人の若者の胸にそれぞれ生まれるものとは。 プリクエル~ブラックキャップス対グレンヴィル大野球部、試合前夜。 野球部エース、トラビス・パークスと彼をめぐる群像。