あらすじ
「アセリア様!!大変です!!」
使用人の一人が慌ただしく、私の元へあるものを届けに来た。
「そんなに慌てなくても…一体どうしたの?」
「そ、それが…これ…」
「…!!!」
彼女の手にあったものは、一通の手紙であった。それだけならば何ら驚くことはないのだけれど、問題はその手紙の差出人…
「レ、レルファード皇帝!?!?!?」
手紙には皇室書類を証明する封もあり、偽物とは考えにくい…
「…もしかして、アセリア様、何か悪い事でも…」
「そ、そんなわけないでしょう!!!」
急に怖くなることを言う彼女を、なんとか精いっぱい制す私…しかし私も、気が動転するのを抑えることに必死であった。
「…そ、それじゃあ…開けるわよ…?」
恐る恐る、私はその内容に目を通すのであった。
――――
「…」