あらすじ
鏑先瑠璃(かぶらさきるり)20歳は、どうして日本から流れたのかは知らないが、フランスの田舎町の教会に捨てられていた日本人の捨て子だった。あの日はよく雪が降っていたと、牧師をしていた養父はよく話をした。フランスでは珍しく大雪が降ってねと。田舎の小さな村だったが、カトリックの学校に通い、大学に向かおうと決めた私の捨てられた日に、父は親近梗塞で他界した。先に亡くなっていた養母は、日本人だったらしく、その母方の親戚の世話になり、日本語は養父から学び、覚えた。そして今、牧師と大学で教鞭をしていた父の残した遺産と名付けられた紙の名前と苗字で日本人として暮らすことになった。依頼があれば、色んな孤児院等に向かい、話や歌を歌い、楽しい時間を過ごした。愛情に溢れた生活に、皆か集まり、楽しい毎日!ばかりではなかった。瑠璃はたくましく生きていく。