あらすじ
老舗劇団の若手(といっても三十路)演出家、境隆司。そう紹介されたら聞こえはいいが、初めての演出作品を失敗して以来、かれこれ裏方の手伝いしかさせてもらえていない、俗にいう「干され」。恩師である滝村に、市民劇団の基礎トレーニング講師をしろと命じられ、境はそれぞれ問題アリの劇団員たちの発表会を演出することになる。成功させて、逆転なるか!? 2018.12.13 再公開しました。 ✳︎作中、戯曲を引用している箇所があります。 「冬物語」ウィリアム・シェイクスピア 小田島雄志訳(白水社『冬物語』) 「みごとな女」森本薫(筑摩書房『現代日本文学大系83 森本薫、木下順二、田中千禾夫、飯沢匡集』) 「紙風船」岸田國士(早川書房『岸田國士Ⅰ』) 「かもめ」チェーホフ 神西清訳(新潮社『かもめ・ワーニャ伯父さん』)