あらすじ
実話をもとにした、名前に纏わる物語ーー。 主人公の高田 桃果は、3年付き合った彼氏にあっさり振られた。これが史に残る『缶チューハイ事件』である。 胸が張り裂けそうな、失恋の痛みと苦しみ。恋愛と決別し、ひとりで生きていくことを決めた。 月日は流れ、先輩看護師に半ば強制的に連れて行かれた合コン。 そこで出会ったのは、真面目で内向的な印象の大迫 恵生だった。 ひょんなことから借りた彼のハンカチには、名前が書いてあった。 小さい頃は、自分の物に名前を書くことは当たり前だった。 大人になるにつれ、いつの間にか忘れてしまった名前を書く意味……。 借りたハンカチを返すことをきっかけに、しばしば会うようになった二人。 彼の不器用な優しさに、長らく忘れていた感情が蘇ってくる……。 けれど、恋愛と決別した頭の中では警報が鳴り響く。 『また傷つくかもしれない』 『早く離れた方がいい』 分かっていても、もっと彼のことを知りたいと思う。笑った顔を愛しいと思う。 いつの間にか特別な存在になっていた。 「恋に臆病な主人公」×「不器用な真面目男子」の恋の行方はーー。 そして無情にも主人公に忍び寄る病魔の陰……。 残酷な運命にふたりの結末はーー。 *全18話、R5.10.7〜毎日1話ずつ更新 *小説家になろう様、アルファポリス様に同時掲載中 *初めて小説を書きました。 どうぞよろしくお願い致します。