あらすじ
・『春夏冬商店 駅前(あきないしょうてん えきまえてん)』あらすじ:
寂れたベッドタウンの駅前にある個人商店・「春夏冬商店(あきないしょうてん)」に通う若者たちの群青小説。5編の短編から構成されるオムニバス形式の主観小説で、1話につき1年づつ時間が進む。
・『18歳 嗜好品』
高校3年生の夏。
田舎の女子校に通う高校3年生・加藤は、一見社交的だが斜に構えた性格。演劇が好きで学校をサボりがちな彼女は、優等生とは言い難いが人一倍要領がいい。指定校推薦で東京の大学への進学が決まった彼女は時間を持て余し、晴天の霹靂を密かに期待して生きていた。
夏休み直前のある日。加藤は課外活動を通して、違うクラスの不真面目で派手な女子・安田と出会う。明るく裏表のない安田とすぐに打ち解けた加藤は、安田が勝手に解錠する立ち入り禁止の屋上に入り浸るようになる。
真夏の青空の下、クーラーもない蜃気楼の立つ屋上で、ふたりは取るに足りない話をしながら時間を潰す。加藤は次第に、安田がクラスメートたちと上手くいかずに孤立し、孤独を感じていることに気づく。自分とは対照的に不器用に生きる安田に、加藤はシンパシーを感じて関心を向けるようになる。
・補足:
イメージイラストは、「いちごもち様(Insta: ichi_gomochi)」の素敵な作品を使用させて頂いています♪
この物語に何度も登場するマイペースでどこか憎めない女の子の「唯ちゃん」っぽくて大好きです!