あらすじ

1892年に刊行されたヴェルヌの怪奇小説、ゴシック小説。吸血鬼伝承の残るトランシルヴァニアのカルパチアの山中、領主の末裔だったゴルツ男爵が行方をくらませてから荒れ果てて無人のはずだった古城から、一筋の黒煙が立ち昇っているのが発見される。このときから奇怪な事件があいつぐ。謎の解明に乗り出したテレク伯爵にとっては、ゴルツは、ヨーロッパ一の歌姫ラ・スティラを争った因縁の相手だった。城へ赴いたテレクの眼前には、5年前に死んだはずのラ・スティラの姿と歌声が……。ヴェルヌ後年のペシミスティックな雰囲気をもつ異色作。

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Ebook Japan2023/10/06
  • 現在の作品カルパチアの城