あらすじ

北海道にある人口六百人ほどの港町。単身で駐在勤務をする久我拓海は、解体工に従事していた男の自殺現場に臨場した際に違和感を覚えた。しかし、不審な点を指摘して報告したにも関わらず、そのまま自殺として処理されてしまう。それでも、自発的に聞き込みを続けると、自殺した男の素性が明らかになり、その背後には道内の反社会的組織とアジアを拠点とする犯罪組織の存在が浮かび上がった。さらには住民から有力な目撃証言も得ることができ、殺人事件として改めて捜査が開始され、道警本部の警部補に捜査の協力をすることになった。しかし、その最中に自身を揺るがす大きな事件に巻き込まれてしまうのだった。 一方、十四年前に東京で起こった殺人事件で指名手配されている元暴力団の構成員だった男は、海外へ逃亡するまでの短い間、この小さな港町に潜伏していた時期があった。高跳びした先で汚れ仕事を請け負っていた男は、再び港町に舞い戻り、人知れず起こっていた凄惨な事件に暗躍することになる。 何人もの犠牲者を出し、日本中を震撼させた重大事件の核心に迫る物語。

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カクヨム
カクヨム2023/09/29
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