あらすじ
『魔力持ち』として生まれたレティシアは、いずれ魔法を発現し『魔法師』になるため、エヴァンス伯爵家で厳しい教育を受けて育つ ―――― すべては、家族から愛してもらうために。
けれどエヴァンス家にはすでに愛される妹が存在しており、彼女の居場所はどこにもなかった。
家族に愛されず、魔法すらも発現しなかった彼女は『悪役令嬢レティシア』と呼ばれ、やがて死に追いやられてしまう。
けれど彼女は魔力を失ったものの、再びこの世に生を受け、新しく生きるチャンスを得ることに。
かつては亡くなったはずの実母に愛され、穏やかな人生が送れると思っていた彼女の前に、再び試練が訪れる。母との生活を取り戻すのに協力を申し出てきたのは偶然出会った第三王子のミシェルで……?
初めて会ったはずなのに自分を溺愛するミシェルに、戸惑いながらも次第に心開いていくレティシア。
交錯する過去と現在、そして魔力。それは神の祝福か、それとも呪いなのか……――――