あらすじ
魔王アスタロッテの息子であるライシには、五人の妹がいる。 長女アリッサ、次女エスメラルダ、三女エルトルージェ、四女カルナーザ、末女クルル……五人の姉妹はライシを兄としてではなく一人の異性として過剰に愛していた。 大きくなったらお兄ちゃんのお嫁さんになる……幼少期の宣言を成長してからも実行しようとする妹達にライシはいつも振り回される、そんな日々をすごしていた。 そんなライシにはある秘密があった。ライシは魔王の息子ではなく、その右腕であるアモンに拾われた人間の捨て子である。 本物の我が子は生まれてすぐに他界し、精神の崩壊を防ぐためにアモンはまだ赤子であったライシにある契約を持ち掛ける……成人を迎えるまで魔王の子供のフリをしろ、そうすればそれまでの間手助けをしてやる――すべては生きるため、ライシはこの契約に承諾するのだった。