あらすじ
「君がそんなこと言ったから!」 音無里桜は中学から始めた部活動の努力が実り、その地域におけるスポーツ強豪校として知られる蒼部高校への入学を果たす。 そしてそこには大会や練習試合などで顔を合わせることが多かったことで仲良くなった、隣町のエースで、期待の新星と謳われている天音光輝の姿もあり、二人は同じ高校で再会することが出来た。 ただこの天音光輝という男、持ち前の明るく爽やかな性格と、そのルックスのせいで毎回厄介な女の子に捕まるという悪運の持ち主であり、恋愛相談という名の愚痴をよく里桜にこぼしていた。 それは高校生になっても変わらず、里桜がつい冗談交じりで「いっそのこと厄祓いに行ってみたら?」との提案に、「それだ!!」と二つ返事で事を進めていく光輝は、何故か二人分のお祓いの予約を取ってしまう。 「なんで二人分!?」 「一人で行くなんて無理だって!頼む、一緒に来てくれ!!」 押しに弱い里桜は、後に起きる珍事態を受けて、あの時何がなんでも断ればよかったなぁと、ちょっとだけ後悔したのだった。 これはそんな二人の日常を垣間見るお話。