あらすじ

ストレスに苛まれる研究者たちの癒しを目的に神尾洋介が筑波山南麓に設立した『筑波ホビークラブ』を拠点として、フグ中毒死事件が解明される。食中毒か殺人か不明な事件の捜査と並行して、偏った功名心が引き起こす黒い渦との闘いで苦しむ研究者たちの生き様、研究学園都市の特殊な状況、女子大生、小野村愛の淡い恋心などが描かれる。 S研究所M研究室の送別会で港北副所長がフグ中毒死した。尋常ではない名誉欲を満たすため、港北は部下や他の研究者たちに強い圧力を掛けたり業績を奪い取ったりしていたので、所内ばかりか外部の人間にまで疎まれ恐れられ恨まれていた。食中毒か殺人かの判断に迷う鹿子木刑事は筑波ホビークラブの洋介を頼った。洋介と鹿子木は試行錯誤を繰り返しながら、事件解決に辿り着く努力を重ねていく……。 小説好きの人だけでなく、研究者、理系の人あるいはそれを目指す人たちにも読んでいただければ幸いです。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2015/05/12
  • 現在の作品筑波ホビークラブ事件ファイル 1.「研究者の黒い渦」