あらすじ
うちの社員が紛失した書類を、たまたま雀ちゃんが拾って会社まで届けてくれた。 それは本当に奇跡みたいな確率の出来事だったけれど、奇跡の名残りはまだまだ続く。 ある事情で、会社の上層部が雀ちゃんを接待するよう指示してきた。 上の意図は理解出来なくもないが雀ちゃんはまだ学生。接待されるような立場でも年齢でもない。本人だって遠慮を示している。 が、わたしは思ってしまった。 恋人を接待できる機会なんて、きっともう、無いだろうから。 嫌だ嫌だと首を横に振る雀ちゃんを説き伏せて、わたしは接待の日取りを調整する。 さぁ雀ちゃん。思う存分、接待を楽しんでね。